聖獅子ビショップについて
どうもはじめまして!こうやです
聖獅子ビショップ、自分なりの知識を交えて解説していきます!
基本的なことから、知っておくと得するかもしれないことなどを交えていこうかなと考えております!
もくじ
デッキ概要
↑が直近のJCGで使ったリストです。
今回はこちらを基に解説していきます。
↑こちらはRAGEでプレーオフ進出まで導いてくれたリスト。
この時から基本的な戦術は一緒で、JCGで使った最新の構築は、さらに戦術に沿った動きが出来るように組み上げております。
基本的な立ち回り
結晶を打ちまくって、金獅子(4/4)の完成を目指しながら戦うデッキです。
…というのは周知の事実ですね。
ではどうやって金獅子の完成を目指すのか。
結晶を引きまくればそれを連打してるだけで勝手にカウントが稼げるので問題ないのですが、たいていの場合はそういうわけにはいかず、途中でエンハンスを交えないと結晶が尽きてしまうことがほとんどです。
なので、
神殿、ぺトラ、楽園の聖獣、アサプリなどなど、
デッキの中に入っている結晶以外の全てのカードで無理くりテンポを得つつ、そこで浮いたテンポでエンハンスで結晶プレイしつつカウントを進めていき、金獅子完成まで繋げます。
具体的な説明はカード一枚一枚の解説を交えながら説明していきます。
各カードの個人的採用理由及び考察
ぺトラ
効果で進化後フォロワーや狂信者を守りつつ、自身がフォロワーであるためボードにも干渉できます。
勝負の終盤、4/4の獅子を隠すことで、次のターンもそれが打点になる見込みから、このカードそのものが結晶カードとして換算できたりも。
ウィッチやヴァンプ相手にはそもそも1tから繰り出すのが強いのは言わずもがな。
対ロイヤルで最もツライカードであるリーシャの上踏みをケアできたり、はたまた相手の5tリーシャ1cに盤面を破壊されたあと、6tでアサプリを一緒に繰り出すことで、アサプリをナノから守れたりします。
8tにヘクターと一緒に繰り出して突進要因として使えるのも評価点です。
あと、対ロイヤルでは特に有効な初手意識として、
後攻時、初手に
ぺトラ(聖獣)、漆黒の法典or熾天使、紡ぎ手orスイング
が揃った場合、1cにペトラ(聖獣)を繰り出すと、概ね4tまでそれが生き残るので、相手の5tリーシャの負担が軽量化できたりもします。(残ればナノをトレード出来るため)。
ただしワルツやイメラなどの裏目もあるため要検討です。
様々な角度から、リーシャへの対抗策として運用できます。それ故、あるないとでロイヤルへの勝率に差が出ると考えているので3枚採用。
楽園の聖獣
最近はほとんどの人が採用傾向にありますが、必要かどうか、たびたび議論が繰り広げられるこのカード、僕は必要だと考えております。
結晶カウントを進めたいデッキなのに、このカードをプレイしていたら結晶を切るタイミングが後回しになってしまって本末転倒ではないか、というのが議論の中心にあるのですが、僕はむしろ、このカードを用いることで、そもそも自分が結晶カードを後々切りやすくなるためにテンポアドバンテージを獲得できると考えています。
進化を切れば4c8/8のフォロワーとして換算出来ますし、後に繰り出す1cが全て2/2になる点も、ボードのフォロワーにより干渉しやすくなるためテンポアドバンテージの獲得に一役買ってくれます。
ペトラが3枚なので、進化後の効果の恩恵を受けやすくもなっているのも○。
アディショナル後、そこそこ強くなったウィッチや機械ヴァンプ相手にもこのカードのエンハンスによる横広げが有効です。
横広げ→ヘクターの王道パターンもこのカードあってこそ。
対ロイヤルでは後攻4tに進化を切ることで、相手の5tリーシャによる盤面マウントを、返しに狂信者を繰り出すことでトントンの状況に戻せたりします。他の手法でもうまく狂信者を噛ませられるパターンはあるのですが、聖獣が一番楽でリソース消費も少なく行えます。
また、これはペトラにも言えることですが、後攻時、2t神殿した際に相手の先3c2/3が重くのしかかりそうな場面でも、結晶結晶1cで無理やり付き合うプランを取れたりも。
↑※見た目、スイングを打つよりも結晶一枚分テンポで得してます。
アサルトプリースト
縁の下の力持ち。
ドロー能力で結晶パーツを集めたり、進化時能力で盤面干渉してお茶を濁したり。
このデッキ、大型フォロワーを含めた2面処理などは基本的にこのカードがないと難しいです。このカードがないせいで、大型への対処にもたついて大きくテンポロスしてしまう場合もしばしば。
また、常に進化権を温存することで、相手の脳裏にこのカードをチラつかせることができます。
それ故、このカードを手札に持っていなくとも、進化を使い切るかはよく考えるようにしましょう。
なるべく進化権は聖獣か救済かアサプリに切りたいので、試合中は常に進化が温存できるかどうか考えながらプランを練るのも大事です。
個人的には聖獅子ビショップで1番難しいと感じるのが進化を切るタイミングで、目の前の盤面をどうにかするための雑な進化よりも、これらのカードに温存しておいたほうが試合が有効に運びやすくなるケースが多かったりします。体感、盤面干渉能力的にアサプリへの進化残しが1番重要になったりするかなとも思います。
6tにペトラがくっつくと相手側がかなり苦しくなってくれるので、狙えるときはどんどん狙いましょう。前述しましたが、リーシャの返しで撃ちもらしたナノのケアもできます。
安息の狂信者
対ロイヤルのみならず、ミラーでの聖獣の投げ合いや機械ヴァンプの横展開に対して有用な1枚。
従来の聖獅子の戦い方には必要なかったのですが、今環境ではむしろ必須枠にまでランクアップ。
というのも、リーシャやミラーの聖獣を綺麗に返せるのがこのカードくらいで、かつ聖獅子ビショップというデッキがこれらのカードに対して有効な札がほとんどないんですよね。
他のカードと組み合わせて、このカードがうまく相手に刺さる試合展開を作れるようにしましょう。聖獣と組み合わせて考えるのがリソース的にも一番楽です。
また、5tにぺトラと一緒に繰り出すのも相手がそれなりに困ってくれます。
性質上、相手がそれなりに進化で上から踏んでくれるので、後のターンにアサプリ進化時効果でさらにマウントが取れたりもできます。
とはいえ、そこまで強いカードではなく、仕事をしない対面も存在するため、どこまでいっても微妙なカードであることは変わりないです。過信は禁物。
封じられた法典
運用が難しいカード。
1cからドローカードとして使えてしまうが故、てなりで運用してしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか。
雑に1cで使ってしまう前に、1cで使用してもいいのかどうか、よく考えて使いましょう。
2コスフォロワーとしてマナカーブの穴埋めや、手札枯渇した際のリソース補充など、役割は様々。
レジェンダリーファイターのバリューも引き上げられるので、一緒に抱えているときは雑に使う前に一考するようにしましょう。
進化権をすべて使い切ってしまった後は、大型フォロワーの処理が可能なのがへクターか突進必殺持ちのレジェンダリーファイターか熾天使の剣のエンハンスくらいなので、雑に切ってしまったせいでファイターが突進付与できずに大型が対処不可能になってしまうことも(経験談)。
聖なる教示は2c2/1潜伏という見方もできます。先2tに置いた場合、後2tの除去をよけながら展開が出来るのもミソ。
6tに聖なる教示を置くことで、7tのヘクターがより強力になります。
忌むべき教示はフォロワーがプレイできないデメリットが重いので、よほどのことが無い限りはチョイスしない方がいいです。テンポを取らなければならないデッキなのに、忌むべき教示のデメリットのせいでテンポが歪むカードの切り方を強制させられてしまうからです。
ドロー枚数こそ変わってしまいますが、単純にドローがしたいだけならそれこそ1cでプレイした方がいいかなとも考えています。
基本は3枚採用が板ですが、ペトラ3聖獣3のリストなら2枚採用が妥当かなと思います。
聖騎士ヘクター
「結晶カウントを進めて勝つ」
というのがこのデッキの第一プランですが、
「横並べをしてヘクターで詰め切る」
という第二プランも存在します。
過去に猛威を振ったヘクターネクロのような、
「優秀な低コストフォロワーで序盤を有利に展開し、死の祝福やゾンビパーティでさらに横展開を押しつけ、ヘクターで一気に顔を詰める」
という先人のお墨付きの筋がこのデッキでも可能なわけです。
楽園の聖獣、救済の聖獅子のような横に広げるカードもあるので、このプランもこのデッキは成立します。
結晶を引けない、エンハンスで切れない等、結晶で勝つことが難しいと判断した場合は、こちらのプランにシフトしましょう。
ペトラとも相性がよく、ペトラで隠すのもペトラに突進を付与するのもどちらも〇
生み出される1/2守護が聖獅子ミラーのボードロックに一役買ってくれます。
(このカード、強すぎるためあまり書くことが無い)
【チャットなし】『RAGE Shadowverse 2019 Summer』予選大会Day2 | OPENREC.tv (オープンレック)
6:11:06~
ヘクター3枚引けば全体面有利('ω')
基本戦術
この環境で特筆すべきはロイヤルと獅子…とアディショナル後はネクロとウィッチ含め、この4つくらいかなと思うので、これらに対してだけ解説します。
対ロイヤル
リーシャで負けない盤面づくり、試合展開を序盤から意識しましょう。
神殿があれば、結晶を絡めた展開に1cフォロワーがくっつくとよし。
前述もしましたが、こちらが後攻であれば、1tから置いた1c1/2のカードが先5tまで生き残りそうな初手構成(1cフォロワー、2c除去、紡ぎ手orプリスイor2c除去)だったら、それを出しておくことで、いくらかリーシャへの負担は減らせます。
他にも、
・紡ぎ手に進化を切って攻撃力5の守護を確立する。
・ポン置き救済進化(体力7守護)を成立させる。
※体力6でもいいが、その場合はクイブレと併せて取られてしまう。
・狂信者でまとめて一掃できるように、こちらのフォロワーであらかじめ盤面を調整する。(相手のフォロワーの体力を全て2以下にできるようにする)
・ナノをおいしく使わせないようにペトラを駆使する。
などなど。
リオードは礼賛でしか処理が出来ないので、礼賛がなければどうしようもないですし何なら礼賛ですら取れない場合があるので、まだリーシャに対してどうにかすることを考えた方が有意義です。
基本的には、リーシャをどうしたらうまく使わせないことが出来るかを考えながら戦いましょう。
こちらが先攻だった場合なら、7tで4/4獅子が出るくらいの試合展開まで持っていければだいたい勝ってる印象。
対聖獅子(ミラー)
基本的には、結晶が多ければ多いほど、多い側が有利になるマッチアップ。
アサプリケアも大事です。逐一フォロワーは殴るか殴らないかよく考えましょう。
神殿は結晶カウントを進められて強い反面、神殿のボードの圧迫が仇となることも。
金獅子の投げ合いになった時、いかにして相手の獅子をボードにロックできるか、こちらの獅子を顔に通せるか、というところがカギ。
ボードロックの手段
・ヘクターの1/2守護トークン
・救済2/5守護
・紡ぎ手3/2守護
ボードロックを潰す手段
・漆黒の法典
・熾天使の剣
・プリズムスイング
これらの枚数や、
自分が押されてるのか、さらに押すべきなのかで必要なカードが変わります。
なので終盤では、
・ヘクターで出した1/2守護は殴らずに場に留める
・除去を雑に切らない
・救済をアクセラではなく守護として出す択を検討する
などの考慮が必要になります。
また、獅子は4/4の新品よりも、すでに盤面でフォロワーと有利トレードした体力の低いものを盤面に残しておくことで、ボードロックへのケアに繋がります。
対ネクロ
・アーカスネクロ
アーカス前にこちらが横並びをしておくことで、ヘクターでの顔面詰めも相まってアーカス置きをいくらか遅らせられることが出来うります。
セレスはアサプリで粉砕。
アーカス着地前に4/4獅子が展開できるようであればだいだい勝てます。
金獅子で詰め切れるか、ゴーストで詰め切られるかの試合になるので、ライフ管理もおろそかにしないように気をつけましょう。
・機械ネクロ
ケルベロス、エンネアから生み出されるマンマル一号などなどに付き合わされているうちにもたついていると、ギルネフェリや束の間の幸福に押しつぶされてしまいます。
マンマルに対して漆黒の法典を残すこと意識することで、いくらかマシにはなります。
ヘクターによるごり押しや、早期の金獅子完成による決着を狙いましょう。
対ウィッチ
1c1/2はキープして1tから出していきましょう。
狂信者や除去、プリスイは腐る場面が多いため、マリガンで絶対に返してください。
テンポよくフォロワーを展開して、相手の除去が間に合わないような試合展開に持って行くことが大事です。4tに聖獣をエンハンスで使えればかなり優勢になります。
横展開しながら顔を詰めていき、宣告を打たれても金獅子で押し切れるようにプランを練りましょう。
顔を詰めつつ盤面に干渉したい場合でも、横に広げる場合でもヘクターが有効に働きます。
聖なる教示が除去を避けながら顔を詰めれるのも大事な点なので、1c法典で安易にドローで使ってしまわないように今一度考えるようにしましょう。
おわりに
自分の思考の整理がてら書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
皆さんのお役に立てばいいなぁと思っております。
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ちなみにツイッターの方が気づきやすいです!!