マールちゃんを愛でる

シャドウバースや白猫TCGについてつらつらと

【デッキ紹介】高性能のLv4で盤面を支配!橙t黄!

皆さんこんにちは!マールぺろぺろおじさんコウヤです!!

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?僕は白猫TCGが楽しすぎてそれはもう暇さえあれば触ってしまっている有様であります。

仕事終わりの平日、友人と予定が合えばカードショップに入り浸って対戦する習慣まで出来てしまいました。いやはやほんとにおもしろい。

 

新ブースターやエキサイトアリーナ(全国大会)も気づけばもうすぐですね。先ほど、暇さえあれば白猫TCGをたしなんでいると申し上げましたが、これは前述したエキサイトアリーナのための調整も含まれていまして、優勝を目指して日々奮闘中であります。

 

調整を通して白猫TCGをプレイしていくうちに、いろいろなプレイ論や構築論なども確立できてきたのですが、需要があればこれらも別の記事で紹介させていただくかもしれません。需要がなくとも勝手に語りたくなったらぺらぺらと綴るかもしれませんが

 

では本題に入りましょう!きゃっつあっぷ!!

 

 

 1.デッキ構築

 

 

最近僕が調整とは別に嗜んでいるデッキ、橙t黄について紹介します。

橙は3弾が登場してから追加され、ファルファラやケンゾウ、セツナといったLv4の優秀なカードが多数あることで発売されてすぐのころは注目を浴びていましたね。

実際に、発売直近のフレミでは橙での優勝報告がそれなりに耳に入ってきたのですがそれも束の間、他の色で言うシャルロットやルウシェのようなLv3のSR互換がないため、橙はLv4が強くともデッキそのもののポテンシャル及びLv4以外のカード全体のパワー不足が否めず、最終的にはそれほど環境で猛威を振わない微妙なポジションに落ち着いてしまいました。

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各色のLv3SR互換

 

優勝報告が多かったって言ってるのにどこが微妙なのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、それには発売後は橙を使うプレイヤーが多く、フレミでの橙そのものの分布が多かったことが優勝報告の多さに起因していると思われます。カードゲームではよくあることなんです。

 実際その後は橙以外のデッキ、大まかにいうと黄色や赤、緑を主体としたデッキが延々と席捲する環境に戻りましたしね。

 しばらく日の目を浴びることのなかった橙ですが、つい先日、それらに活力を与えるためか橙と青の新規カードを多数収録したストラクチャーデッキ【The black impact】、俗にいう黒猫デッキが発売されました。

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このストラクチャーデッキにより新規収録されたガトリンが強力な効果を備えており、頑張れば他の環境デッキとも渡り合えそうなスペックに仕上がりそうだったので、橙の構築を煮詰めることをスタート。

ただし、今回も収録されたカードに優秀なものが多いものの、他のデッキでいうシャルロットやルウシェ、ガレアのようなSR互換のLv3のカードは配られませんでした

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それを踏まえないまま普通に橙のデッキ構築をしても、これらの不足によりパワー不足で敗北することは想像に難くありませんでした。一応、似たようなポジションとして、橙にはトワが存在するのですが、能力もスタッツもこれらに見劣りするので使うに値しないと判断しました。

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ならばどうするかと考えてみたところで、橙の問題点の解消が始まりました。

橙はLv4が本当に強いので、それを活かすための構築にするのが一番だと思い、そのために思考と試行と重ねることに。

レベル4に優秀なカードが多く、それらを平凡に運用するだけならおそらくテキトーなLv3でも悪くはない(さらにいうと橙にはLv4のカードにはルーンを必要とするカードがほとんどないので、極端な話、必要ないといえばない)のですが、実際そのLv3には悪くないカードが多いものの、ルウシェやシャルロットと比べると、「これは強い!」と言い切れるカードはほとんどありませんでした。

ですが橙にはそれらの互換がありません。たとえ欲しくともないものはないのでどうしようもありません。

友人とのプレイも交えつつ、橙をあーだこーだと試運転しているうちに、ある一つの事に気づきました。

それは覚醒ルビィが恐ろしく強いということです。

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どうして強いかというと、まぁそもそもこのカードおよび互換はどのデッキでも強いのですが、橙はその中でも特別強力に感じざるを得ませんでした。

まずひとつ、このデッキには強力なLv4が多いという点です。

強力なLv4が多いということは、それらに潤滑にキャラチェンジできる覚醒ルビィのようなカードは非常に重宝します。ルビィ+覚醒ルビィと手札に揃っていると、次のLv4 に素早く繋がりますし、さらにいうと、ガトリンは登場時にソウルを要求するので、ルビィ+覚醒ルビィのような少ないソウルで展開できるカードとのシナジー効果も大きいです。ガトリンは覚醒ルビィでサーチできるのも相乗的に良しです。

 

ということは、ということで、一つの解決策を導き出しました。

それは覚醒ルビィの互換を増量してみるという作戦でした。

それを踏まえたリストが、以下の構築です。

 

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 デッキ内容
 ヘレナ3
 キャトラ3
 ルビィ3
 エリオット3
 ミコト1
 ゼロキス1
 セツナ3
 ガトリン2
 ヨシナカ1
 覚醒ルビィ3
 覚醒エリオット3
 覚醒セツナ3
 覚醒ガトリン1
 ・モンスター
 ヴァイオレットガルーダ2
 ガイコツ・アロー3
 ゴールデンウッホ3
 ・タウン
 弓術研究所3
 橙ソウル発掘場4
 拳術研究所3(画像では1枚ソウルですが、本当は拳が3枚です)
 
 
 
組んでみて試してみると感触は良く、狙いもばっちりハマって今まで以上に戦えるようになりました。赤や黄色にも引けをとらないスペックにまで昇格することが出来たと思います。
 

2.基本戦略

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ルビィ+覚醒ルビィやエリオット+覚醒エリオットを軸に戦略を組み立てていきます。

 これらで戦線を維持、あるいはファルファラやガトリンを序盤から素早く送り出し相手の盤面をめちゃくちゃにして、中盤や終盤にセツナでLv4を蘇らせて引き続き相手の盤面を支配しつつ自陣はキャラを横に広げてていき、相手が対処に追われているうちにじわじわと追い詰めていきましょう。

橙というデッキにおいて覚醒ルビィがいかに強く、それでいて重要かということを先に述べましたが、ならば覚醒エリオットも全くの同義で、この二つはほぼ同じものとしてとらえてもらっても構いません。

橙のLv4はルーンを必要とするカードが少ないので、覚醒エリオットの上に橙のカードがキャラチェンジしても、そのカードは問題なく効力を発揮できます。実際、今回のデッキで採用しているLv4はどれ

も単体で完結しています。

 

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3.各カードの採択理由と使い方

 

・《ヘレナ》

覚醒ルビィや覚醒エリオットたちを安定して運用させるためには必要不可欠です。

防御要因としてもエライ。

 

・《エリオット》

・《覚醒エリオット》

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覚醒ルビィが如何に強力かということを踏まえ、ではその互換を増やそうということでこれらを採用。

互換の中には他にも《キャロ》《ヨシュア》《ベルメル》《メリド》といったカードがありますが、この互換の中でも最もこのデッキの動きにかみ合うのが《エリオット》だと判断しました。

覚醒エリオットが武道家をサーチする能力が備わっているので、本来橙のみでは成し得なかったセツナへの容易なアクセスが可能となり、セツナ及び覚醒セツナの扱いやすさがグッと向上しました。さらに、覚醒ルビィと同じスペックを有しているので、Lv4へのキャラチェンジのしやすさも健在。予想以上の働きにビックリしました。

問題はこのカードが橙ではなく黄色という点で、デッキに色を濃く混ぜる都合上、タウンの色事故が次なる懸念材料となりました。

が、このデッキは宿屋を採用しないことでタウンに余裕があるので、出来る限り黄発掘場を採用してなんとか問題なく運用するまでに至りました。

とはいえ黄発掘場は3枚しか採用していないので、2ターン以内に黄ソウルが生み出せないことも少なくはありません。

2ターン以内にエリオットに頼ってしまうようなマリガンをしてしまうと、ソウルが生み出せず、望んだ試合展開にならなくなってしまう場合もあるので、なるべく2ターン以内は頼らないようにマリガンで手札を整えておきましょう。ですがLv2の枚数の都合上、それでもたいていの場合は頼ってしまうことになってしまうと思いますが。

 

ですがあくまでこのデッキの本質は覚醒エリオットと覚醒ルビィそのもので、その下敷きであるエリオットとルビィはそこまで重要なものではありません。

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覚醒ルビィと覚醒エリオットは、自身の同名カードをデッキからサーチすることが可能で、こうすることで自身で自身をサーチし続け、少ないリソースで戦線を維持できるといったプレイが可能ですね。

つまるところ、このプレイを取ることで、Lv3を供給し続けることが可能になるということです。

Lv3(覚醒ルビィor覚醒エリオット)が場に残ってターンが返ってこれば、手札にLv4があれば即座に少ないコストで繋げられますね。

そしてLv4に繋げても、手札にはまだLv3(覚醒ルビィor覚醒エリオット)のカードがあるので、それを場に出してターンを返して、次のターンになればまたもやLv4が少ないコストで繰り出せる…というのが、このデッキの戦術です。

 

・《ファルファラ

 

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個人的橙のナンバーワンカード。とても強いです。ただでさえ強いのになんと覚醒ルビィでサーチできてしまいます。

狙い撃ちで相手の小さいキャラを潰しましょう。エリオットやヨシュアを潰せると尚好し。覚醒ルビィや覚醒エリオットから素早く繰り出して盤面を荒らすもよし、5ソウルで素出しするもよし、終盤でoff能力を起動してとどめをさすもよし、いつでも隙がない強力なカードです。狙い撃ちをもっている特性上、こちらの意思で退却させることが容易なので枠があれば3枚にするのもアリだと考えております。

ビーチタートルを採用していない都合上、このカードで相手のキャラを全OFFさせることが、このデッキでとどめを刺す際のキーとなるので、常にファルファラの全OFFをうまく利用することを意識するようにしましょう、

基本的に何を潰しても強いのですが、小さいのを潰した次のターンに体力4のキャラと同士討ち出来れば理想ですね。

 

 

 

・《ガトリン》

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期待のルーキー。このカードの能力「だけ」では相手のカードを処理することは難しいですが、このカードの強みは3点トリガーとの兼ね合いにより真価を発揮します。

 

体力4以上のキャラの下にはほとんどの状況でルーンが付いているので、それに3点トリガーを与えておくことで、このキャラで追い打ちをかければ退却させられます。

このカードゲーム、キャラを退却できる手段が限られているので、こういうカードは単純に強みになります。ダメージを与える能力というだけで使う価値が生まれるんですよね。ステータスも4/4と悪くありません。

 

小さいキャラはファルファラで、大きいキャラは3点トリガーとガトリンで粉砕して盤面を支配しましょう。

 

・《覚醒ガトリン》

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能力やスタッツそのものはあまり評価しておりません。ただガトリンの覚醒カードだからということで1枚だけ採用してます。

能力が重すぎるわりにリターンが小さいんですよね。攻撃力4以上を退却出来れば全然違いました。

それでも採用してる理由は、「Lv5のアーチャーがこれしかない」というのが現状です。

とどめのガトリンと併せて連パンしたり、そのために覚醒ルビィから引っ張ってきたりと、欲しいときは欲しいので。

覚醒セツナで登場させても悪くはないですが、場もちが良すぎてガトリンがいつまで経っても出せなくなって困るんですよね…

相手のターンに覚醒すれば、そのときにソウルが3あれば思わぬ防御手段として活躍するかもしれないので覚えておきましょう。

 

・《セツナ》

・《覚醒セツナ》

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僕はこのカード、他のデッキや色にはない、橙を使う利点の象徴のひとつだと考えております。そういう意味もあるのと、なおかつセツナだけでは機能しないので、覚醒と揃えられるように3枚ずつ採用。

能力でファルファラやガトリンを執拗に繰り出し、相手の盤面を支配しましょう。

ステータスも4/4と悪くないので、防御に使うもよし、殴るもよしです。

覚醒エリオットでサーチが出来るので、いざというときは検討しておきましょう。

セツナは自身で必要なルーンを賄うので、中盤以降は覚醒ルビィや覚醒エリオットの上にキャラチェンジせず、素出しするようにしましょう。

セツナでファルファラをルーンとして取り込んでおくことで、相手のターンにセツナが覚醒した際にファルファラが場に出るのですが、このファルファラで3ソウルを支払えば相手のターンに相手のキャラを全off出来ることを覚えておきましょう。最強の防御手段に早変わりです。

また、ヴァイオレットガルーダと組み合わせるとリソースが増えるので、ソウルが余りがちな終盤で狙えそうなら積極的に狙うのをオススメします。

 

・《ヨシナカ》

ケンゾウとどちらを投入するべきか悩んだのですが、1枚だけ指す都合上、サーチが利いた方が都合がいいのでヨシナカに。(覚醒エリオットでサーチが出来ます)

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この構築だと体力が5以上のキャラの対処に追われることが少なくないので、それに対してぶつけるために1枚だけ採用。

ルーンが必要になってしまいますが、覚醒セツナで出すことも一応可能です。

 

・《ミコト》

覚醒ルビィや覚醒エリオットの他にLv3が欲しいと感じて、1枚だけ採用しました。

バニラ特有のステータスに加えて効果も付いているのでなんだがお得なカードですね。

相手の盤面がガッチガチに固められてても、これとガイコツ・アローと組み合わせて削り切れることがなくもないかもしれないので、覚えておいて損はないでしょう。

 

・《ゼロキス》

上記と同じ理由で1枚だけ採用。こちらは覚醒ルビィでサーチできるのが利点です。

覚醒ルビィで覚醒ルビィが持ってこれなくなった際の最後のサーチ先候補です。

ミコトと散らしたのは単純に、同スペックのカードが2種類とも採用圏内なら散らし得と判断したためです。同名カードが1枚しか場に出せないので、手札でダブった時のことを考えたらこうするのが適切かなと。

 

 

 

・モンスター枠

まず最初に、そもそもこのデッキは最初の段階では青をタッチして、エリオットと覚醒エリオットの枠にキャロと覚醒キャロを差し込み、モンスターはビーチタートルとチェスナイトを採用していました。これはどういうことかというと、私はこのカードゲームにおいて、ビーチタートルの存在が非常に重要であると考えているからです。デッキに入っているのとそうでないのとでは、大きく差が開いてしまうとすら思います。

具体的にいうと、トリガー能力で全OFFできるカードは各色に配られているのですが、手打ちした際にも全OFF効果が発動するのは現状このカードのみです。

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お互いににらみ合いの展開が続いてしまい、膠着した状態になると相手にとどめを刺すのは途端に難しくなり、勝負を決める算段すらつけられなくなるのですが、ビーチタートルがデッキに眠っているというだけでこの不安は解消されます。

このまま試合が長引けばいずれビーチタートルを引けますし、相手に先に仕掛けられた場合でもダメージでビーチタートルを捲れば即座に相手の攻めを抑止できます。なんならそのまま返しのターンでとどめを刺すことすら可能でしょう。

チェスナイトも他の3点トリガーと比較してもトップレベルに強力ですしね。

そんな感じの上記の理由で、「どんなデッキであれ、とりあえず青をタッチする」というのを信条にしていたので、流れでそのままタッチ色を青にしてキャロと覚醒キャロを投入してみたのですが、覚醒キャロのサーチ先が狭すぎて、そもそもカードとして強くないという事態に陥りました。デッキそのもののパワーが不足してしまっては、ビーチタートル以前の問題です。

そんなこんなでいろいろ試した結果、黄色及びエリオットが一番しっくりきたので、それに合わせてトリガーも黄色をタッチすることに。

本当はビーチタートルを入れつつエリオットも入れつつ…とやりたかったのですが、そうすると今度はタウンの方に問題が生じてしまいます。

さすがに3色運用するのは厳しいので、泣く泣くビーチタートルを諦めて青を捨てることを決意。

ですが幸いなことに、橙はビーチタートルを必要としない明確な理由も存在したのです。その最大の理由がファルファラの存在です。

セツナでファルファラをルーンとして取り込んでおけば、相手の攻撃でデッキから覚醒セツナが捲れた際にソウルが3あれば擬似的にビーチタートルを捲ったかのようなことを発生させることが出来ます。まずこれが採用に至らずとも代用が出来る最大の要因の一つです。

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ではそのあたりの説明も併せて、モンスターの採用理由を紐解いていきましょう。

 

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・《ガイコツ・アロー》

橙の3点トリガーです。

手打ちした際の効果により、すでに場にいる橙キャラの登場時能力を再度使用することが出来ます。これにより、覚醒ルビィでデッキからアーチャーを探したり、ガトリンの能力を起動して相手のキャラを退却させたりと、用途は豊富です。

ではまず、ビーチタートルを必要としない最初の理由を一つ挙げましょう。

このカードの能力で場にいるファルファラの能力を起動することで、ガイコツアローが擬似的にビーチタートルに早変わりします。

ガイコツアローとファルファラを揃えなければいけないという問題点はありますが、ファルファラがアーチャーゆえ覚醒ルビィでサーチすることが可能なので、そこまで難しいことではありません。手札とデッキに無くとも、セツナと覚醒セツナさえあれば墓地からも登場させることが出来ます。

 

・《ヴァイオレットガルーダ》

橙の回収トリガーです。

場にいるキャラをルーンごと手札に戻すという、一見何がしたいのか理解しにくい能力なのですが、これはセツナと組み合わせることで真価を発揮します。

場の使用済みの覚醒セツナ(ルーンにセツナ)をこのカードで回収すれば、再度セツナと覚醒セツナが手札から使用できるようになるので、このカードが擬似的な墓地蘇生カードに早変わりします。非覚醒のセツナ単体と併せて使うことで、コストパフォーマンスは重いですが墓地回収カードとしても使えなくはないですがおすすめしません。

そしてこのカードも、ビーチタートルを必要としない理由のうちに含まれます。

というのも、このカードによってセツナを使い倒すにしろこのカードをダメージで捲るにしろ、どちらのパターンもファルファラに絡めることが可能なので、ビーチタートルがなくともいずれ全OFFまで持って行くことが出来ます

 

 

 

 

・《ゴールデンウッホ》

黄色の3点トリガー。

エリオットを採用する都合上、黄色を使うことは絶対条件だったので必然的にこれを採用しました。

 この構築は相手の盤面をコントロールする方針でプランを組み立てていくので、そういう意味では他のデッキよりも引いたときに幾分か扱いやすいです。

 

・タウン枠

 

・《弓術研究所》

これといってうまく利用する手段はありません。橙だし3枚入れれるならまぁ入れておくかといった感じで入ってます。

このデッキでの話ではないのですが、一応、セツナと併せて使うと手札にあるどんな色のカードでもコストを踏み倒して出すことが出来るので、このカードでセツナにエクセリアやティナを付与して、覚醒セツナで出す…というロマンある動きも可能なのですが、このデッキではそういったカードを採用していないので、よっぽど弓術研究所を起動する機会はないと思われます。

 

・《橙ソウル発掘場》

橙ソウルを生み出すカードはこれと弓術研究所で合計7枚です。

黄色との兼ね合いを考慮しつつ、序盤でもガトリンの能力を起動したいことを考えると4ターン以内にに橙ソウルは2~3枚欲しいので、これがベストだと考えております。

 

・《拳術研究所》

黄ソウルを生み出すカードです。

覚醒エリオットのために入っているようなものなので、4ターン以内に1枚捲れればいいので3枚採用。さらに言うと2ターン以内に捲れたらだいぶ楽になります。

経験則上、4ターン以内はほぼ確実で、2ターン以内にもそれなりに捲るので、3枚がベストだと考えております。

一応、エリオットやヨシナカ等、黄色を少なくない枚数採用しているので、このカードでそれらをパンプして相手にとどめを刺すことも考慮しています。

 

4.採用しなかったカード

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・《宿屋》

カードそのもののスペックがバグで、本当は入れたいのですが、このデッキがテンポを強く意識する必要があると判断したため、なくなく採用を見送りました。

というのも、このカードが捲れるだけでそのターンは1ソウル使えないままターンを進行する必要があります。そうなると橙はガトリンのようなカードでソウルを要求してくることや、5ソウルでLv4のキャラを素出しするメリットも大きく、はたまたLv4のカードのキャラチェンジコストが2なのがほとんどなので、常に毎ターンフルアンタップの状態でソウルが使えることを考慮して試合を進めていくことになるのですが、そういう思考で試合を攻略していくさなかで、このカードを捲った瞬間を想像してみてください。全てが崩れ去る音が聞こえた人ならばもうお判りでしょう。

このカードがこのデッキと相性が悪いということに。

また、宿屋がなくて辛くないか?と疑問に思う方も多いと思いますが、このデッキは墓地回収と戦線維持能力に長けているので、宿屋がなくともそれなりに戦える仕様となっております。

覚醒セツナによる能力や、ヴァイオレットガルーダのトリガー能力による墓地回収及びリアニメイト、そして覚醒ルビィや覚醒エリオットによる後続の息切れ防止等、戦線を維持し続ける能力に長けています。

 

さらに言うとこのデッキは黄色を色濃くタッチしているので、黄ソウルも生み出せるようにする必要が生じているので、どちらにせよ、宿屋を入れる枠を捻出できないんですよね。

 

・《ケンゾウ》

・《覚醒ケンゾウ》

宿屋が強いなら当然コイツも強いです。恐ろしく強いカードなのですが、宿屋の採用を見送ったことで、結果としてこのカードの採用も見送るしかありませんでした。

このカードと宿屋のシナジーはとてつもなく、これらは使うに値する十分なパワーを秘めているのですが、この構築だと前述したとおり、テンポを強く意識する必要があるので、テンポ重視との相性が悪い宿屋、それに付随するケンゾウは不採用としました。

 

・《ブラッド》

・《覚醒ブラッド》

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これらは揃えば悪くはないのですが、どちらもサーチが利かないため、不安定な運用を余儀なくされるので不採用にしました。

 

また、これらも活かすためにはプレイングや構築も大きく異なってくるため、今回の自分の橙の指針とは全く違うものになってしまうというのも理由に挙げられます。

このカードを使う上で常に頭を悩ませるのが、ブラッドが殴るかどうかなんですよね。例えば、ブラッドで相手に攻撃をして、そのダメージで3点トリガーを捲ったとしましょう。するとおそらくブラッドは退却させられてしまい、手札に覚醒ブラッドがあったらそれが使えない状況に陥ってしまいます。

ではブラッドで殴らず覚醒ブラッドにキャラチェンジして殴ったとしましょう。

おそらくブラッドのドロー能力の恩恵で攻撃力が8になっている場合がほとんどなのですが、これによりダメージによって捲る枚数が増えるので、今度は3点トリガーを2枚捲ってしまう可能性が非常に高くなってしまうという事態に陥ってしまいます。8枚も捲れば当然といえば当然ですが。

もしも非覚醒のブラッドの体力が4あれば、先に殴って3点トリガーを1枚だけ捲らせて、覚醒ブラッドが殴った場合のリスクを減らせる可能性があるのですが、もしもの話なのでそれは実行することが出来ません。

非覚醒ブラッドで殴らず、覚醒ブラッドで殴る、という最大の安全策を取ったのに、次は攻撃力が高すぎるせいで覚醒ブラッドがトリガーで瞬時に退却してしまうというリスクに悩まされます。つまるところ、このカードは扱いが難しいんですよね。

せめて非覚醒ブラッドのスタッツが3/4なら全然違った評価だったんですけどね。

 

5.総括

 

いかがでしたでしょうか。自分なりに0からデッキを考案したのはこれがおそらく初めてて、とても楽しく有意義な時間を過ごせたので満足しています。

4弾の発売も近づいてきているので、それらのカードで大幅な強化がされないかと少し期待しております。Lv3のSR互換来ないかなぁワクワク。

なかなか面白い動きをするので、試しに組んでみて好感触だったらぜひともフレンドミーティングでも使ってみてください。デッキパワーは僕は保証します。

ブログのコメント欄やツイッターでも何でも構いませんので、プレイングやマリガン、その他なにか気になったことや質問などがございましたら遠慮なくおっしゃってください。

次は最近使っている黄t青の解説でもできたらな、と考えております。

ではでは皆さん、よきネコカライフを!